「ヒーラーは二度死ぬ」前衛を影から操るヒーラーゲーム。感想と攻略メモ。

せわしないゲーム一人用ゲーム,ヒーラーは二度死ぬ

healer

2人パーティーの後衛になってヒールや補助をかけモンスターのウェーブを乗り越えてボスを倒すゲーム。相棒の前衛さんはヒーラーの言う事を素直に聞いてくれる良い子。

ヒーラーは二度死ぬ(A HEALER ONLY LIVES TWICE)

PCダウンロード版はSteamPlayismで購入可能。PlayismからだとDRMフリーでSteamキーも付いてくる。Playismのデベロッパーズボイスの一文にぐっときて購入した。いいよねヒーラー!

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攻略メモ

MAIN(クリア済み)
MAIN EX(クリア済み)
TRIAL(未クリア)

ゲームマニュアル -Steamより

操作方法の他に、2連撃スキル(高潔)を2体に当てる方法、スキルアップグレードの効果等の重要な攻略情報が書かれている。

メインモードはUPGRADEでコツコツ強化

ゲームオーバー時にもらえるポイント(PP)でアイテムを購入しキャラを強化する事ができる。

購入できる物の中で「スキップ」は途中の階層からスタートできるようになる重要アイテム。スキップ時はTIERに合わせたレベルでスタートする。リプレイを何回も何回も繰り返すのに1階からやり直すのはめんどうくさいので優先的に購入したい。

スタートメニューのアップグレードとはDLCか何かだろうと思い込んで、1万ポイントくらい貯まってから使い方に気が付いた。

レベル上げがカギ

レベルが上がれば総合的に強くなり、ヒール等の操作も余裕を持ってゆっくり行える。高度な判断や素早い操作は必要なくなる。

[25階まではたどり着けるがボスが倒せない……]

レベルが足りないから倒せない

レベルを上げるための経験値アップスキル「熟達」を使うマナポイントが足りない

[MPがたくさんあれば良い!]

という考え方。MPさえあれば全てうまく行く。

MPを確保する手段として信義と献身2つのスキルが用意されている。信義(MP40消費でMP回復ポーション20か60か120を作成するスキル)を使ってMP増殖する方法がやりやすかった。

一見地味なこのスキルがものすごく強い。マニュアルに書かれているようにスキルレベルを上げると変換効率が良くなる。具体的な期待値は不明だが感覚としては★1レベルの時点で使えば使うほどMPが増える感じ。大当たりの120回復ポーションを1個キープしつつクールタイム毎に使い、無尽蔵のMPをEXPに変換する。

各TIERでの基本方針

信義(マナポーション作成)→熟達(経験値アップ)→マナポーション使用、という基本サイクルでMPを維持しつつ経験値を稼ぎ、減った箇所にヒール。「松明」を確実に取って「赤い石」で一掃。

初回クリアはレベル28。プレイ時間は5時間くらい。

ノーマルクリア後にEXモードに挑戦したら同じ戦略で一発クリアできてしまった。敵やアイテムの運にも左右されるがレベルさえきっちり上げておけば安定して進める事ができる。隠しエンディングではあのお方の素顔が!

感想

ゲームはリアルタイムで進行する。最初はゲージやアイコンの意味や習得したスキルの効果も解らずあたふたと体力が減っている場所にヒール(慈悲)をかけるくらいの事しかできない。蘇生はできないので前衛が倒れた瞬間にゲームオーバーになる。

何回か死ぬうちに敵のふきだしに表示されるアイコンが次に攻撃する部位を表している事に気付く。狙われていない箇所のヒールは後回しに、集中的に狙われている箇所に障壁を張る事を覚えいく。MP効率を考えてオーバーヒールにないよう相手の攻撃に差し込むようにヒールを入れられるようになったのはクリア直前だった。

リプレイを重ねる事でこのゲームの要素は全て覚えられる。モンスターの固有スキル、昼と夜の違い、アイテムやスキルの効果、たいまつによる時間制限等の細かい要素についてゲーム内での説明は最小限だが、やってみて違いを確認して死ぬという繰り返しで徐々に理解する事になる。新たな上積みが全く無いという無駄な周回は無い。

★マークの攻撃アイコンはモンスター固有スキルでモンスターによって対処法が異なる。優先的に★を叩くべき攻撃魔法詠唱なのか逆に叩いてはいけないカウンタースキルなのか。これも痛い目に合う事で嫌でも覚えられる。埋まってる植物を抜くのはダメだったり、固まってるガーゴイルを叩いても無意味だったり、グラフィックのイメージに沿ったスキルになっているので物覚えの悪い自分でもなんとかなった。

やれる事がわかってくるとコマンド操作も忙しくなる。たくさんある選択肢を整理して、優先順位を付けて的確に実行する。プレイ感覚としてはRTSに近い感じ。

しくじった時のリカバリとしてのヒール連打はネトゲのヒーラーやってる時の気持ちを思い出させてくれる。ボスを倒した時にヒールに夢中で肝心の倒れる瞬間を見逃すというのもそれっぽい。オンラインゲームのヒーラー役をオフラインゲームで、という製作者の狙いを楽しむ事ができた。

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